DUEL's Modeling














〜頭部〜
成型上の制約を無視すればなかなか男前です。
頬のダクトをシャープに削り込み、フェイスとダクトが別パーツに見えるように削りました。
トサカは面取りが設けてある部分のエッジをパテで立たせてあります。アンテナもシャープに
削り込んであります。

〜胴体〜
前面がすぼまるような形状で、正面からの投影面積が狭く感じられ、また、コックピットブロックも
薄くて小さく、迫力に欠けるので、胸部背面と腰部のみキットパーツを使用し、胸部前面とコックピット
ブロックは完全に新規造形としています。

〜腰部〜
・フンドシ部が小さく迫力がない
・端っこのダクト部分が大きすぎてボディラインに破綻を来たしている
・サイドアーマーが小さく、ボディとの一体感に欠ける・・・などの理由で、
両翼部を小型化して横幅を減らし、フンドシ部はパテでボリュームアップ。
股関節はちょっとした小細工を施してあります。
名付けて”クランク式ジョイント”。詳しくは写真を参照してください。
他の機体と違いデュエルだけ腰部周りのアーマーがなく、フロントアーマー(にあたるぶぶん)
下端とフトモモ上端の隙間調整がシビアで、私はたまたま「隙間が小さい方が見栄えがいい」と
思ったんですが、それだとフトモモを前に可動させようとすると干渉しちゃって無理なんです。
そこで、足を前に出すときだけボールジョイント付け根のクランクパーツを回転させ、クリアランスを
稼ぐ、という寸法です。クランク部の回転は、一旦クランクパーツをポリキャップから外して
行わなければいけないので超めんどくさいです(笑)

〜肩〜
形状が丸くて厚くて野暮ったいかんじです。
前述の理由でやや小ぶりに見える胸部と比べてあまりに巨大でミスマッチに感じたので、パテ
で裏打ちし、肉厚ギリギリまで削り込んでシャープ化しました。サイドの青いパーツもパテで形状変更。

〜腕部〜
太くて短いので表情が出し難く、射撃ポーズなどもイマイチキマらない&下腕の肘側ジョイント部
付近はポリパーツの設置スペースの為に設定の形状を再現しきれていないので、ここは肩の
ポリパーツボックスのみ流用しプラ材でスクラッチしました。肘は二重関節化してあります。
拳はエクストラガレージキットパーツの1/144ストライクガンダム用を使用。

〜フトモモ〜
下に向かって末広がりな印象でどうも力感に欠けるので、徹底的に形状変更。スネとフトモモの長さの
バランスを取るため、延長してあります。

〜スネ〜
形状のメリハリやバランスが取れておらず、ちょっと情けない印象。フクラハギ部(白い部分)は前後
に狭くて左右に厚い印象があるので特に気になりました。力強く見せる為に上半分を1ミリ幅増し
した後、徹底的に形状変更。フトモモとスネを繋ぐ膝のジョイントパーツも左右の面に0.5ミリプラ板
を貼り、計1ミリ幅増ししました。

〜足〜
設定画だと甲の白いパーツにはエッジが描かれていないのでここはアールがつけられているの
だろうと判断し、ヤスリで削って形状変更。

〜バックパック〜
一番上の青いカバーパーツはフチを削って薄く見せています。ノズルも穴をくりぬき、フチを削って
います。ビームサーベル基部は切り落とし、コレクションシリーズのデュエルのものを移植しています。
サーベルとの接続は真鍮線で行っています。

〜シールド〜
全面にわたって削り込み、面の膨張感を払拭してエッジを際立たせ、シャープに見せています。
黄色い部分の先端の形状はややおもちゃっぽい印象がしたので、ヤスって印象を変えました。

〜塗装〜
塗装に関しては基本的にベタ塗りのソリッドですが、ブルー部分のみエッジの明度が上がるように
グラデーションをかけて不思議な質感を与えることで、PS装甲の特殊性を表現してみたつもりです。
配色。寒色系のイメージがあるので、白はちょっとだけ紫がかったかんじにしています。
ブルーはキットのインストのレシピと同じくフタロシアニンブルー+コバルトブルー+白ですが、
混合比は白とコバルトブルーの比率をやや高めにしてあります。
イエローに関しては黄色に若干赤を混ぜ、オレンジ寸前のところに白を混ぜ、クリーム色っぽく
してあります。赤を混ぜたのは、そうしないと白で明度を上げた際に映えないためです。
グレーはテキトーに混ぜたので覚えてません。ごめんなさい。
目とトサカのカメラは蛍光グリーンで、真ん中に白をチョンと乗せて発光感を出しています。


Exta Photo     Modeling     Interview     Return to TOP






SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送