デュエルガンダム担当
TEIJI
HEAT HEART TEIJI管理人)

なぜ?模型を僕らは作るのか?単純な動機だが、いろんなエピソードなどもあったりする。
そんな思い出話、裏話を存分に語っていただこう。

TEIJI(ていじ、てーじ)
HEAT HEART TEIJI管理人。キットを改造するよりも、どちらかというとパテをこねてスクラッチする方が
好きなスクラッチモデラー。中学生のときからスクラッチを初め、高校生のときスクラッチパーツを使用した
1/100陸戦型ジムをJAF・CON10で発表。
その後も常に新しい技術を追い求めて試行錯誤中。
模型関係は元より、工具系の知識は半端じゃない雑学モデラーでもある。









TEIJI君にインタビューー!
■昨年は、どういったことを目標にして過ごされましたか?
上半期には”造形力を鍛え、アピールする”というテーマで、
1/100ガーベラテトラのフルスクラッチに挑んでいましたし、
また、私のHPを観ていただければ判るのですが、
もっと前からいじっていたP2仕様のイングラムと並べて飾ろうと
半ば衝動的に作り始めた1/8泉 野明のスクラッチなどの未知の境地(笑)の
開拓など、造形力の底上げという観点で観れば目標はなんとか達成できた
のではないかと思っています。
結局3作品いずれも完成していないんでダメダメなんですが(笑)
ただ、ガーベラテトラに関してはほぼ全身のパーツの大まかなフォルム出しが
終わっているので、マスターグレード版が発売されないうちに頑張って
完成させるつもりでいます。


■2002年も充実した一年だったといえますか?
(上からの続き)ということで、夏あたりまではなかなか充実していたと
思います。問題は夏以降です。ホビージャパンフェスティバルの塗装
コンテストにジム改を出品したのですが、最後のほうで時間が足りなくなり
仕上がりが雑で半端なまま出品してしまったんです。
コンテストに出品するときというのは「入賞してやるぞ」という動機が
必ずあるものなんですが、今考えれば持っている技量と、
かけられる苦労をすべて投入したとはいえない作品を「あわよくば・・・」なんて
考えで出してしまったのは凄腕モデラーを目指すものとして甘かったと後悔
しています。”手が遅い”という、モデラーとしてメンタル面での弱さも同時に
痛感しました。

■模型との出会いは?
たしかガンプラとの出会いは幼稚園のときに親父に買って貰った旧MSV
シリーズの1/100パーフェクトガンダムだと思います。園児時代には他にもセンチ
ネルのFAZZなど2〜3個買ってもらってると思います。
欲しいと思った動機はプラモだからとかではなく、ただ単純に”かっこいいロボット
だから”だったので、当然親父に作ってもらってガチャガチャ遊んで壊しては
かんしゃく起こしてました(笑)。旧キットで色がついてない(パーフェクトガンダム
に至っては無常にも真っ白)のが気に入らなかったので自分で色を塗ったりして
いたんですが(ただし、いつまでたっても乾いてくれない幼稚園の水性マーカー・・
・・)、今考えてみればこれが”素材に足りない要素は自らの創意工夫で補う”と
いう、モデラー魂に最初の灯が灯された瞬間なのかもしれません。
そして小1のときにスナップフィット式のキットを自分で組めるようになり、BB戦士
などのいろんなキットを作ったりしていました。そして小4のとき、家族で行った
本屋で姉貴が「ガンダムの本があったよ〜」と言って見つけてきたホビージャパン
誌との衝撃的な出会いを果たすわけです。

「このプラモ、俺が持っているのと形が違う・・・・!!・・・エアブラシ?パテ?
何だそりゃ!?」

それからよく立ち読みするようになり(小遣いが少ないので買うのはツラかった)、
ガンプラマスターへの道(懐かしの初代・・・)を見ながら少しずつ工具を
買い足していき、ガンダムウイングやエックスのシリーズを意味も無くぶった
切ったりパテを持ったりしては墓場行きにしていました。
私は月光君と同じ世代なので、当然プラモウォーズの真似とかもしていました
よ(笑)。この頃やっていたことは今の製作スタイルにつながる礎とも言うべき
ことだったのですが、悲しきかなこのときから未完成病の兆候があったん
ですね・・・・・
周りにモデラー仲間が居ない上に足の届く範囲に模型屋も無かったので雑誌
の作例を”普通の作品”だと思っていたのでしょう。普通に考えて小学生に
プロの真似は無理だっつの(笑)
そして中学に上がってからHJを毎月購読するようになり、ジャフコンやオラザクな
どの全国規模の大会での入賞を夢見るようになり、現在に至る訳です。

■スクラッチの面白さって、どういうところですか?
自分だけの形をゼロからつくれることですね。
たとえば”バンダイのキット版の形”、”ガレージキット版の形”というように、
”俺が作った版の形”という自分だけのブランドが作れちゃうことです。
パテの塊をザクザク削ってつくったパーツの形状がビシッとキマッったときは、何物
にも変えがたい満足感が得られるんですよ。表面処理で発狂しそうになるんですけど。
また、キット化されないようなものでも、思い入れを感じたメカを手元に”形”として
置いておけますから。いまだかつてフルスクラッチ作品を完成させたことがないから
あまり語れない身分なんですけどね(笑)

■プロジェクトSEEDをなぜやろうと思ったんですか?
で、そんな感じで凹んでいたところに、月光君が「こんな計画があるんだけど、
参加してみないかい?」と声をかけてくれたわけです。
他のMSの担当もストライク担当の長瀬さんをはじめとする、ネット上で名を
馳せている方々ばかりだったので、多くの人に自分の作品を見ていただく良い
機会だと思い、快く賛成しました。そして自分の担当デュエルにするか
バスターにするか悩んだ末、シンプルで清潔感があって素体チックなデザイン
がツボに来たので月光君にお願いしてデュエルを担当させてもらうことに
なりました。
でも私はスタートダッシュはまあまあ早いけどその後手がピタッと動かなくなって
長い月日の果てにやっと完成する、というダメダメなパターンが体に染み付いて
しまっているので、今回6人共同でひとつのプロジェクトに取り組むにあたり、
万が一今回もそのようなことになって期日を過ぎてしまい他のメンバーさん達
に迷惑をかけてしまわないかということが凄く心配だったのですが、やはり
万が一ではなく皆さんにものすごい迷惑をかけてしまい、反省しています。


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